ズボラ筋トレマンのアンドロゲンです。
ズボラに少しずつ筋トレを続けていますが実際のところ筋トレが自分の体にどのような影響を与えるは知っていますか?
筋トレをすることで筋力UPや体型の変化は目に見えてわかりわかります。実は体内でも多くの
メリットを生み出している筋トレ効果を今回は紹介していきたいと思います。
最強ホルモン テストステロン
テストステロンという言葉は一度は聞いたことがある方もいるかもしれませんね。それぐらい重要で最強の効果を出し続けているホルモンの名称です。はじめにテストステロンとは主に男性の体内で分泌されるホルモンです。女性でも少量は分泌
されます。
では下記の順番でテストステロンが私たちの体にどのような影響を与えるか詳しく説明していきます。
- 筋肉の成長と回復
- 脂肪代謝の向上
- 骨の健康
- 血管系の健康
- 精神的健康と気分の安定
1,筋肉の成長と回復
テストステロンは筋タンパク質合成(protein synthesis)を促進することで筋肉の成長に直接的な役割を果たす。筋タンパク質合成とは筋肉が
成長、修復されるプロセスである。
筋肉は筋肉内のアンドロゲン受容体に結合し
筋細胞の成長を刺激する。この家庭で筋肉の修復
と肥大が加速する。
アンドロゲン(androgen)とは
男性ホルモンの総称でステロイド誘導体の一種。テストステロン、アンドロステロン、デヒドロエピアンドロステロン、アンドロステンジオン、アドレノステロンなどが含まれます。
研究の一説ではテストステロン分泌量の増減に
比例して筋肉量も増減する。又、健康男性に
テストステロンを投与すると筋肉量が増加した
研究結果も出ていることからテストステロンが
筋肉に重要なホルモンであることがわかります。
テストステロンを少しでもコントロールできれば
理想の体型や体調に近づけることが可能ということになります。
2,脂肪代謝の向上
テストステロンは脂肪細胞(アディポサイト)の
分解に関与しエネルギー源として脂肪を利用する
体内プロセスを促進します。この時、特にお腹周りの脂肪を利用してくれるのでダイエットを考えている人にとっては朗報です。
テストステロンの動きとしては脂肪蓄積を
抑制しつつ脂肪を分解するリパーゼという酵素を
活性化させます。低テストステロン状態では特に
内臓脂肪の増加が起こり安いことがテストステロン補充療法(TRT )を行った男性の研究で体脂肪率の低下と筋肉量の増加、脂肪代謝がプラスの
影響を与えることがわかっています。
骨の健康
テストステロンは骨密度(Bone Density)にも
深く関係しており働きとして骨吸収を抑制し
骨形成を促進。
加齢とともにテストステロンの分泌が減少し
骨密度の低下により骨粗鬆症リスクが増加する
仕組みはここにあるということになります。
骨吸収と骨形成とは
骨は常に生まれ変わっており(骨形成と骨吸収)この新陳代謝の過程では、まず骨を壊す働きをする“破骨細胞”が骨を吸収(骨吸収)します。 そして、骨を作る働きをする「骨芽細胞」が、破骨細胞によって吸収された部分に新しい骨を作る(骨形成)ことです。
心血管系の健康
テストステロンは心血管系の健康にも影響を与えることがわかっています。テストステロンは血管の拡張をを促進する一酸化窒素(NO )の生成を
助け血流を改善します。簡単に言うとテストステロンが血管を拡げ血流をスムーズにする=心臓や
血管の健康を守る効果があるということです。
低テストステロン状態が心血管疾患のリスクを
増加させる可能性があると指摘されています。
2016年のメタアナリシスでは低テストステロンが心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高める一方で
テストステロン補充療法がこれらのリスクを
低減する可能性があることを示唆しています。
メタアナリシスとは
複数の研究結果を統合して解析する統計手法。ある要因が特定の疾患と関係するかを解析したり、治療法を比較したりする際に用いられるもの。
精神的健康と気分の安定
テストステロンの低下はうつ症状、倦怠感、自信の低下に関連します。加齢の伴う低テストステロン症(アンドロパウス)では、その影響が顕著に出てきます。この作用はテストステロンが脳内の神経伝達物質に影響を与えることで精神的な
安定感をサポートしてくれます。テストステロンはメンタル安定の面でも非常に重要であることがわかります。
アンドロパウスとは
男性の加齢に伴うテストステロン減少によって引き起こる身体的、精神的変化。主に性欲の減退、疲労感、筋力低下、気分の変化のこと。
最後に
筋トレを行うことで分泌量が増加するテストステロンの効果を知ることができたでしょうか?
私自身も調べて、筋トレを習慣化し実際に体の
変化を感じています。多くのことにメリットが
あるテストステロンでありコントロールできる
ホルモンでもあります。理想の自分に一歩でも
近づけるようにまずは短時間からでも筋トレを
始めてみませんか?
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